冒頭は、ソルリが誰かと通話をしています。
先生と呼んでいますが、相手が誰なのかははっきり分かりません。この瞬間から、私は『ソルリだ!本当にソルリのリアリティ番組が始まったんだ!』とドキドキして、胸がはちきれそうでした。
ここまでの部分を見て、正直私はとても驚きました。何故なら、ここまで明確に、『この番組を見て、ソルリへの先入観、偏見を捨てて欲しい』という非常にセンシティブなコンセプトを打ち出してくるとは思っていなかったからです。何か楽しげな企画をしてそれで終わりの、よくある構成に違いないと勝手に思い込んでいました。(もちろん、そのようなありふれた構成でも、ソルリがやるなら楽しんで見たと思いますが)
アンチ、という言葉が出てきた時は胸が痛みましたが、この番組は、そのような人を減らしたい、ということがコンセプトだと言うのです。本当に驚きました。
私は、SMがこの番組をどのような気持ちで企画したのか、初めの数回は内心疑いながら見ていました。SMが、本当にソルリへの愛情を持って、企画したものなのかと…
その疑念は、今もなお全て晴れた訳ではありません。でも、私は回を重ねる毎に、この真理商店というリアリティ番組を、共演者や企画内容を含め、深く愛するようになりました。
大好きだったソルリを、更に大好きになることができました。ソルリ自身も、ラストエピソードで、『この番組を経験して責任感が芽生えた。私の味方になってくれる人や、ファンのみなさんをもっと大切にしなければいけないと思ったし、感謝している』と語ってくれました。その言葉に心を揺さぶられたし、彼女が本当にそう感じたと、信じているからです。
この初回からのソルリの正直な告白には、思わず涙が出てしまいましたね…。
ソルリの辛さを初めて知ったことによる涙というよりも、長年ソルリを見てきて、とても可愛くて明るい子なのに、発言や態度から薄々感じていた危うさや、悲しい予感が、的中してしまったことによるものです。
『そうか、やっぱり、そうだったんだな…』という気持ちでした。私の頭の中のソルリと、実際のソルリがやっと結び付いたけれど、それは彼女がつらい一面を抱えているという事実で、紐付いてしまいました。
私はデビュー間もなくからソルリのファンです。でも、いつからか、ソルリの笑顔のステージを見ながら、写真を集めながら、『ソルリは無理をしているんじゃないか?』と私は密かに心配していました。2013年頃からでしょうか…
ソルリを応援していたい気持ちと、もしも彼女が無理をして仕事をしているなら、誰か頼りになる大人が手を貸してあげて欲しい、と常々思っていました。私自身もソルリを応援しながらも、悩み始めていたんです。
私の予感は、間違いじゃなかった。
『怖くて未来が見えなくて、誰も真剣に取り合ってくれなくて、世界から取り残された感じた』
そんな気持ちでステージに立っていた日も、あったということなんですよね。時おり寂しそうなソルリが、どうか見間違いであって欲しかったけど… そうじゃなかった。
まだ幼い心で、苦しさを抱えながら、逃げ出すこともできず、人前では笑顔でいなければならなかった。どれほど辛かったでしょう。
ただ、彼女は自らの口で、苦しかった日々を語ることを選びました。聞いていて、切なくて胸が締め付けられました。しかし一方で、ソルリが正直に打ち明けてくれたことが、いちファンとして嬉しかったです。これからは、もう悩まずに、ただソルリがしたいようにすることを、全力で見守ればいいんだ、と分かったからです。
『合わない服』という比喩をfx時代だと勘違いして非難している意見も見かけましたが…私は違うと思います。大衆の目に晒され続ける芸能活動自体が、自分が本当にしたいことなのかそうでないのか、分からなくなったんだと思います。
この引用は、
アメリカの市民権活動家でキリスト教バプティスト派
の牧師さんのジェシー・ジャクソンの名言です。
『 その人が立ち上がる助けにあなたがなれないのなら、その人を見下してはいけない。』
『ファンに会う機会が欲しかった、たとえ私のファンでなくても訪れて欲しい、私を好きになってくれたらいい…』
極端な話、ソルリは真理商店という企画をを必ずしもしなければならなかった訳ではないと思います。今までの苦難についても、赤裸々に語る必要も無かったと思います。
ファンと会うこともせず、演技や雑誌やモデルの仕事だけをしていても、やっていけたと思います。いくらでも隠れることはできた。傷つかないために、本当の自分は見せない…そんな人は生き方をしている人は世の中にたくさんいます。
でも、ソルリはそれをしなかった。
人見知りなのに、真理商店をやってみることを選んだ。
自分をオープンにし、表現することを選んだ。
私はソルリのそのような正直さ、愚直さを、とても人間らしくて愛おしく感じました。
私たちの大切な真理商店代表、ソルリ様♡
名刺交換のシーンを見るたびに、私はソルリの名刺が欲しくて欲しくてたまりませんでした。サインがなくても良いから、欲しかったです;;笑
真理商店の、優しくて個性豊かな仲間たちが改めて紹介されます。
代理は南京(スナちゃん)!(代理は社長代理の代理かな?)なぜ仮名にする必要があったのでしょうか?そのまま代理キムスナではだめだったのでしょうか?笑
ソルリをよく理解してくれていて、頼もしくて、しっかり意見を話せるスナちゃんは真理商店の代理にぴったりです。
いつも真理代表様を一番に大事にしてくれるハン班長!
班長さんは、髪が短くて、眼鏡をかけていないほうが格好いいですね笑。
ミミちゃんは唯一芸能人ではないけれど、彼女がこの番組に出演してくれたことで、私たちはソルリの素顔を少し知ることができました。ミミちゃんのおかげです。
ミミちゃんは、ユーモアがあっておちゃめな性格をしているけれど、一方で非常に意識が高く、賢い女性なんだろうなと私は感じていました。
テープカットも無事行われ、真理商店の始まり始まり~!!(^^)
HSP(highly Sensitive People)という概念は、韓国でもよく知られているのでしょうか?
簡単に言うと、「生まれつき非常に感受性が強く、敏感な気質を持った人」のことです。
日本でも最近は本なども多く出版され浸透してきたと思います。
ちなみに医学的な定義ではHSPは病気ではありません。ただし、HSPであることによる生きづらさから、二次的に精神的な病気に繋がりやすいとは言われています。実は、私自身もHSP気質があります。
このテロップだけでは、ソルリがHSPであるということには繋がらない(決めつけてはいけない)と思いますが、 もしその気質を持っていたのだとしたら…
芸能人として音楽や演技をやる上では豊かな感受性を生かすこともできたでしょうが、気持ちの面では常に大きな疲れを伴っていたかもしれません。
この言葉は、デンマークの心理療法士、イルゼ・サンドさんの著書、「鈍感な世界に生きる繊細な人たち」からの引用だと思います。
私も、ソルリは確かに感受性が人一倍豊かであったと思います。
f(x)で活動していた時に、「歌の世界観」を一番上手に体現していたのは、ソルリだと思うからです。chu~からRed Lightまで。表現力は、歌やダンスのスキルだけでは生み出せません。曲を聴き、歌詞を読み、感じる心から生まれるものだと思います。曲の中で、キーとなるようなパートをソルリが担うことが少なくなかったのは、きっと曲の製作陣もそれを理解していたからではないでしょうか。
ソルリの豊かな感受性は、私にとってもプレゼントでした。そして、ソルリが日々、芸能人ではなかった瞬間にも、風を感じ、おいしい食事をし、美しい景色を見ていた時にも、その感受性が痛みだけではなく、プレゼントであったことを願います。
いつもプロにセットされた状態しか見ることがなかったので、ソルリがみつあみをほどいたり、髪を結ったりするところは、新鮮でとても可愛いと思いました。隣でピーチちゃんが一緒に同じ行動をとるのもカワイイです。
仕事柄、ソルリはなめらかに話すことが出来ますが、プライベートで本音を話したりするときは、たくさん話したいのに、うまく言葉に出てこなくて、言葉に詰まってしまうこともあるのかもしれないですね。
私はインスタライブなどで、マイペースに、ぽつぽつと話すソルリのしゃべり方が好きです。独特のテンポがとても好きです。
番組の後半、再びソルリは過去の話をします。
「何とか踏みとどまろうと頑張ったけれど、誰の助けも借りることができず、崩れてしまった」
私は、世間の多くの人は、ソルリが利己的な思いで行動したと誤解しているような気がします。それは違うと知ってほしいです。心の辛さは目に見えません。ソルリには彼女にしか見えないいくつもの事情があり、それでも状況を改善しようと努力したんだと思います。
この放送での告白ですら、メディアは「話題性」としてしか取り上げなかったように思います。それが残念でした。単に可哀そうだ、ということではなく、彼女には彼女の事情があったんだ、という理解をして欲しかったです。
私が嬉しかったのは、そのあとの部分です。
「そのような大変な時期があったから、もっと良い人たちとも会えた」
この言葉は、私を本当に安心させました。
以前のようにメンバーや、ヒチョルのように私たちが知っている人たちではないかもしれませんが、彼女には、今そばにいてくれる人たちがいるということです。きっとその人たちが、ソルリにもう一度立ち上がる勇気をくれたんですね…きっと、感謝しているんだと思います。
そして、おそらくソルリは、「大変な時期」には、「もしかしたら自分にも未熟なところがあったのではないか?」ときちんと振り返りができているのではないかと感じました。
(2018年のソルリのデビュー13周年のお祝いに対するインスタでの文章を見てそう感じました)向き合いたくない過去を見つめることは誰にでもできることではありません。
ただ自分が大変だったから、で終わりではなく、過去の自分を省みることが出来る人だったからこそ、ソルリのまわりには、崖のような状況でも、彼女の手を取る人がいたんだと思います。周囲に感謝し、自分を見つめながら、彼女が真摯に生きている人だということは、分かる人にはきちんと伝わるということです。
私は1回目の放送から、ソルリの成長をこんなにも感じて、本当に涙涙でした。
ソルリがfxを離れた時、多くのソルリファンが離れたことが本当に悲しかったです。
まるで、彼女がグループを捨てたかのような言われ方や…
けれど、月日は経ちました。くだらないメディアのつくったソルリ像なんて見ないで、彼女の内面的な魅力を、成熟した姿を、もっと多くの人に知って欲しい。私はこの時改めてそう強く思いました。
このサンダルの打ち合わせは放映されていないですよね…??
ソルリの衣装もすごく良いし、じっくり見せて欲しかったです。;;
そうです、ソルリは素晴らしいアーティストをたくさん生み出した、SM所属です!!
ソルリもその一人です!!
ちょっと切ないものでしたが、1回目の放送からあまりに内容が濃くて、ずーっとソルリだけが映っているのが単純にしあわせで笑、次回が楽しみでしかたありませんでした。
私が感じたことをすべて文字に起こそうとしたら、とても長くてくどくなってしまいました。でも、それほど心に深く刻まれた思い出なんです、私には。
また、これらはあくまでも私の主観に基づいた感想なので、共感できない・不快に感じる部分があったら、申し訳ないです。
EP2へつづきます!
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